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「脳梗塞」は夏が一番多い!?

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脳梗塞や脳出血は、血圧が上昇しやすい冬に多いと思われがちですが、実は1年で一番発症数が多いのは夏なのです。

その主な原因は「脱水症状」です。

夏は汗をかくため気づかないうちに体内の水分が不足しがちになります。

そうすると、血液の流れが悪化し血管が詰まりやすくなるのです。

脳梗塞には「脳塞栓症」と「脳血栓症」という2つのタイプがありますが、夏に多いのは、脳の血管そのものが狭くなったり血栓が出来たりすることで引き起こされる「脳血栓症」の方です。

ある調査によると、気温30℃を超えると65歳以上の高齢者の脳梗塞による死亡率が上昇。
気温32℃を超えると死亡率が1.66倍に急増します。

脳血栓症は、普段健康そうに見えていても脱水症状が引き金になって急に発症します。

高齢者に限らず、30代から50代の比較的若い世代の方でも発作におそわれて倒れることがあるので注意が必要です。

脳梗塞の初期症状は「熱中症」と似ています。
めまい・頭痛・冷や汗・倦怠感は「熱中症」と思われがちですが、脳梗塞も似た症状があらわれますので、誤認して治療が遅れないように注意しなければなりません。

脳梗塞は血管が詰まる病気なので、多くの場合その根底に「動脈硬化」があります。つまり血管の老化です。
肥満、高血圧、糖尿病、高脂血症などの持病がある人、もしくはその予備軍の人は元々脳梗塞のリスクが高いだけに、夏には水分補給を充分に心がける必要があります。
動脈硬化が進むと、特に夏は脱水症状で血液がドロドロになって血管が詰まりやすくなりますので、より注意が必要となります。

屋外で汗をかくだけではなく、冷房のきいたオフィスや家の中にいても乾燥によって、また就寝中も熱帯夜などのために脱水は起こります。
冬の予防と思って油断せず、こまめに水分を摂ることが大切です。

そして、脱水による血栓症を予防するために、血栓を溶かす働きがあるナットウキナーゼ「納茶~なっちゃ~」で血液サラサラを心がけましょう。